企業におけるDX推進や行政によるリスキリング施策の活性化もあり、資格取得に取り組む人は増加傾向だ。さまざまな学習コンテンツが充実し、教育訓練給付制度も整備されたことからも、IT資格の取得を通してスキルアップやキャリアアップを促進したいと考える人は多いだろう。 そこでキーマンズネットは、「IT資格の取得に関するアンケート調査」(期間:2024年11月8~22日、回答件数:275)を実施した。前編となる本稿では、IT資格の取得状況や、役に立ったシーン、給与アップや就転職で役立った資格などを紹介する。 人気のIT資格トップ3と業界業種ごとの傾向 はじめにIT資格の保有状況を調査したところ「保有している」は72.4%となり、2021年62.9%、2022年65.9%、2023年70.4%と4年連続で増加傾向にあった。 業種別では、IT機器やソフトウェア開発、受託開発などの「IT関連業」で92.0%
