教育関連企業が学童保育事業を拡大する。ベネッセホールディングスは今後15カ所まで施設を増やす。市進ホールディングスも拠点を増設。明光ネットワークジャパンは15年度内に現在の3倍の約10カ所にする。やる気スイッチグループホールディングス(東京・中央)はフランチャイズチェーン(FC)方式を中心に学童保育の開設数を7年間で500カ所と現在の10倍にする。栄光ホールディングスは16年度に現在の3.5倍の約25拠点にする。学童保育の潜在需要は約40万人。教育各社は児童の囲い込みにつなげる。
小学生の子供を持つ働く親にとって、子供たちが放課後過ごせる場である「学童保育」の充実が不可欠だ。厚生労働省と文部科学省は共同で「放課後子ども総合プラン」を打ち出し、待機児童の解消と、子供たちが安心して過ごせる安全な居場所づくりを目指す。受け皿として期待されるのは、学校施設を活用した民の力。NPO(民間非営利団体)などが待機児童解消や内容の充実に向け模索を続けている。(兼松康) ◇ ◆仕事を諦める 子育て中の女性が社会に出る際の障壁の一つとされるのが「小1の壁」だ。小学校入学後に子供が放課後を過ごす「放課後児童クラブ」(学童保育)が、定員不足のため、待機児童となるケースは少なくない。結果として親が仕事を諦める現象が、こう呼ばれているのだ。 また、「小4の壁」という言葉もある。学童保育の対象は小学1~3年まで。このため、小学4年以降の放課後の過ごし方が大きな課題になっている。子供を留守番させる
学童保育に注目が集まっています。しかし、学童とは本来どういうもので、どういう経緯で生まれてきたのか、そういった基本的な事実は意外と知られていません。実際、「よく知らないまま、自分の子どもの学童保育が終わった」という人も多いのではないでしょうか。ただし、夫婦共働きのDUAL世帯の場合、学童保育を利用する可能性は高く、正しく理解しておいたほうがいいのは間違いありません。そこで40年にわたり学童保育に関わり、厚労省の「放課後児童クラブの基準に関する専門委員会」にも委員として参加した、児童健全育成推進財団企画調査室の野中賢治室長に、「学童保育」について教えていただきます。今回は第一歩。そもそも学童とは何か、というところからです。 お話を聞いた人 児童健全育成推進財団 野中賢治さん 児童健全育成推進財団はもともと児童館をサポートする団体。子どもの健全育成を進めていくために、児童館や放課後児童クラブ(
政府は、小学校の空き教室を利用して子どもを預かる「放課後子ども教室」を2019年度までに2万か所に倍増させる。 子育てしやすい環境を作り、女性の社会進出を後押しするのが狙いだ。安倍首相は22日、共働き世帯の小学生を預かる学童保育の定員についても19年度までに30万人分増やす方針を表明した。政府は、こうした子育て支援策を6月に改定する成長戦略に盛り込む考えだ。 首相は横浜市の市立中丸小学校の学童保育を視察後、「5年間で30万人分の受け皿を作っていきたい」と述べた。政府は15~19年度の5年間での実現を目指す。 厚生労働省が13年5月に行った調査では、学童保育は全国に2万1482か所あり、約89万人が利用している。だが、希望しても利用できない児童も全国で約8700人に上り、「潜在的にはさらに多い」(厚労省幹部)とみられている。
大阪市の「子どもの家事情」という取り組みをご存知でしょうか。 正確に言いますと、この春まであった事業なんです。 子どもの遊び場を提供する大阪市独自の放課後事業です。 学童保育などと違いまして利用料は、おやつ代などの実費負担はありますが、基本的に無料です。 もうひとつ学童保育と大きく違うのは、対象は18歳までと非常に幅が広いということです。 ところがこの事業は財政赤字削減の為に廃止されまして、先月からは利用料のかかる学童保育に統合されました。 貧困など様々な家庭の問題を抱える子どもたちが利用していた「子どもの家」、今どうなっているのでしょうか、取材しました。 「阿倍野ハルカス」にほど近い、大阪市西成区山王地区。 午後3時を過ぎると、古びた長屋に子どもたちが次々とやってきます。 「お帰り」 「もう疲れたし」 「山王こどもセンター」は、民間が立ち上げて以来、50年間続いています。 (Q.毎日来
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東京、神奈川で民間学童保育施設を17箇所運営するキッズベースキャンプでは、2012年11月より、民間学童保育分野における初の保育資格制度『認定キッズコーチ』を立ち上げます。併せて、子どもと楽しく関わるための基礎力の習得を目的とした『キッズコーチ検定』も同時期に開始いたします。キッズベースキャンプでは、今秋を目処に、本資格制度の運営のための一般社団法人を設立予定です。 『認定キッズコーチ』は、放課後の子どもの健全な育成に携わるプロフェッショナルを対象とした、民間学童保育分野初の認定資格制度です。「キッズコーチ」は、放課後の子どもの保育・健全な育成に関わり、子どもの育ちに重要な役割を果たす新しい職業として注目され始めており、子どもたちを惹きつける人間性、子どもを楽しませる遊びに関する豊かな提案力、子どもを諭すときやけんか解決のためのコーチング能力のほか、様々な保護者とのコミュニケーション力、施
小学生を放課後や休暇中に預かる「学童保育」事業に、鉄道会社や大手塾などの民間企業が続々と参入している。不況などの影響で共働き世帯が増える中、今後、ニーズが高まるとみているためだ。各社は立地の良さや保育時間の長さ、教育内容などをアピールし、利用者獲得に力を入れている。(竹岡伸晃)夜9時まで延長も 「今日はクリスマス用のリースを作ります。公園で拾ってきた木の実できれいに飾り付けましょう」 京王電鉄(東京都多摩市)の学童保育施設「京王ジュニアプラッツ」烏山教室(世田谷区)。京王線千歳烏山駅から徒歩2分の施設では、施設長の河村いずみさんと一緒に、小学1年生の女の子が熱心に手を動かしていた。 同社は7月、学童保育事業を始めた。沿線に共働き家庭が増えていることから平成19年に保育所運営に参入。「小学生向けの保育もやってほしい」という利用者らの要望を受け、新分野への参入を決めた。現在、1施設を運営してい
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