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2012年11月30日

本の即売飲み会ツアー終了!!せずにまだまだ続く・・・

11月25日、朝4時起き。
秀光レコーディングのためにうちに泊まっていた小畑秀光の運転にて羽田に向かう。

8時半に福岡着。
10時の電話インタビューまでどこかで休めるところを探す。

やっぱ温泉かな、ということで「ゆの華」に行く。
露天風呂にでも浸かりながら電話受けるかと思ってたら、
浴室内は電話持ち込み禁止!!(≧∇≦)

ロビーは異様なほど静かなので、
裸足で門の外まで出て行って電話を受ける。

寒かった・・・

午後は本屋など廻りつつ、
西日本新聞の取材をしてからLoveFMの生放送!!
そこで夜の即売飲み会の告知も入れる。

放送を聞いて駆け付けてくれた人や、
手ぐすね引いて待っててくれた中国オタク(失礼)仲間や、
みんなで楽しく飲んで本売って夜バスに乗り込む。

SokubaiNomikaiFukuoka.jpeg

本当はこのまま京都に行く予定だったのが、
あまりにも売れ行きがよかったのと、
本屋にサイン本を10冊置いて来たりして手持ちがなくなり、
予め送っておいたキム姐の在庫を取りに行くべく大阪で途中下車。

鶴橋の「延羽の湯」に興味があったのだが、
あいにくの雨のためキム姐んちで少し仮眠、
そのまま鶴橋お好み焼き「風月」!!

季節モノのカキの塩焼きが素晴らしかった〜

SokubaiNomikaiOsakaKaki.JPG

ほろ酔い気分で京都へ向かう〜
FM京都のビルのB1いつものHubでまた一杯〜

FM京都α-Stationの収録してから即売飲み会〜

SokubaiNomikaiKyoto.jpg

大村はんちで撃沈して翌朝はFM大阪の生放送、
そしていくつか番組を収録させて頂き、そのまま鶴橋へ〜

念願の「延羽の湯」で休息を取って朝鮮学校へ慰問!!
そして怒涛の即売飲み会!!

SokubaiNomikaiOsakaFlying.jpeg
(但しこれは本チャンの始まるプレ飲み会。本チャンはかなりディープでした)

泥酔して夜バスに乗り込みそのまま高知へ・・・

さすがに自宅で仮眠して午後から高知放送の収録、高知新聞の取材、テレビ高知の収録をして、またもや怒涛の即売飲み会!!

SokubaiNomikaiKochi.jpeg

そのまま夜バスに乗って東京に帰り着きましたが、
予想以上に即売が売れるもんで常に在庫が足りない。

キム姐に預けていた在庫も売り切っちゃったし、
ゴールデン街のAce'sや八王子のKayo'sBarに置かせてもらってたのも売り切れたと言うし、
追加するにはどうしてもサイン本でなくてはならないので、
八王子までとんぼ返りして家の在庫にサインをしてすぐさま成田へ!!

そして翌朝ワシはまた飛行機に乗って揚州、寧波へとドラムクリニックツアーへと旅立った・・・

北京に帰ったらまた12月4日には北京にて即売飲み会なのだ!!

そして来年はXYZ Barの世界中の系列店を廻るぞ〜!!
名付けて「本の即売飲み会アジアツアー」!!

2月4日(月)5日(火)6日(水)上海
7日(木)8日(金)9日(土)バンコク
10日(日)11日(月)ミャンマー
12日(火)ソウル

ん?ソウルには系列店はないぞ・・・
誰か日本人が集まるソウルの飲み屋紹介して〜・・・

ps.そう言えば12月9日(日)にはディスクユニオン池袋店にてサイン即売会を行います!!(詳細はこちら)

数百人集まれる大きな会場だそうですが、
これは飲みません!!ディスプレイで映像見せて喋るだけです!!

その後どっか都内で即売飲み会やってもええけど・・・
我こそはと言うお店がありましたらメール下さい!!


ps.ちなみに上海方面の方、上海藍屋に本があります。
先に買って、読んでから飲み会に参加もありですよ〜

★藍屋Ai-Ya 上海市延安西路2892号
+86-21-62619970

Posted by ファンキー末吉 at:16:15 | 固定リンク

2012年11月24日

本の発売記念即売飲み会in北京

明日から福岡ー京都ー大阪ー高知と続く即売飲み会ツアー(?)だが、
そのまま北京でも即売飲み会が決定!!

日時:12月4日(火)19時〜
場所:北京市朝陽区麦子店78号(農展館北路)華康ホテル内2F西側「ジパング」
TEL:+86 10 6586 6541
facebook JIPANGU Page:https://www.facebook.com/pages/JIPANGU-BEIJING/123554347750128
mixi JIPANGU Page:http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=194770

本をご購入(130元)の方には誰にも言えなかったDEEPな裏話をとことん語ります。
日本酒におでんをつまみながら盛り上がりましょう!!

Posted by ファンキー末吉 at:19:49 | 固定リンク

2012年11月18日

本の発売に向けて大変なことになってきとる(笑)

製本が出来上がり、200冊ほど送られて来た。

Hongatodoita.jpeg

CDを200枚と言ったら知れているが、本の200冊っつうのはかさばるなぁ・・・

というわけで
「どなたか商店主とかの方、手売りして頂けませんか」
とFacebook、Twitterで呼びかけてみた。

そしたら間髪入れず近所のパソコン修理屋が手を上げてくれた。

店のネット環境を構築してくれたり、
パソコンが壊れたら目の前で修理してくれたりするので重宝している店である。

「ほな届けますわ〜」
と20冊ほど持って行ったのだが、
20冊分31,500円ぽんと払ってくれたらこの人、
「売る」のではなく、それをお客さんに配り始めた(驚)


パソコン修理店(お店の住所):
〒192-0911東京都八王子市打越町331-2川幡ビル102

「平壌6月9日高等中学校・軽音楽部 北朝鮮ロック・プロジェクト」
 直筆サイン本プレゼント・キャンペーンを開催いたします。


パソコン対面修理店のブログはこちら

データ取り出し復旧の実績金額参考はこちら

料金表です(料金表
当店のパソコン修理に対する考え方(ようこそ!パソコン対面修理のホームページへ!
即日パソコン対面修理電話予約042-635-1231

無料修理見積もりはメーカや販売店にご相談下さい。
*当店は完全予約制で、無料診断はしておりません。不具合診断料金3,150円がかかります。
*携行品損害保険請求や損害賠償保険請求に必要な修理見積もりご依頼の場合は、通常の診断費用3,150円の他
 保険会社への状況説明など修理以外の時間を割きますので、別途追加費用をいただいております。

*パソコン・自作機パソコンの運送事故他、診断パソコン修理見積もりいたします。
 運送会社様、引越し業者様もお気軽にお電話にてご相談ください。



いや、もちろんありがたいことなのであるが、
「そこまでせんでも・・・」
と恐縮の限り・・・

全国の商店主の皆様、別に買い取って配ってくれなくてもいいので、
店の片隅に置いて売ってくれる方大募集で御座います〜


ラジオのプロモーションもいくつか決まってきている。


インターFM毎週土曜日11:00-14:00放送「ROUTE 761
11月24日(土)12:30~12:50頃生出演

エフエム京都α-Station毎週木曜日25:00-26:00放送「GARYU'S BAR
12月6日(木)番組最初っから最後まで嫌われるまで出続ける予定

・・・とまあInterFMと違って、「GARYU'S BAR」のリンクを開いた人は、
いきなり三井はんのブサイクな顔が出て来てびっくりされたと思うが(笑)
そう、この番組は勝手知ったる三井はんの番組!!

この番組は生放送ではなく収録で、
収録は11月26日(月)の、なんと本の発売日に行われるのであるが、
またこの収録っつうやつは終わると必ず「ぴん」に飲みに行く・・・

それならばそこで「即売飲み会」などやってはどうかということで、
三井はんがこんなチラシまで作ってくれた。

20121126Pin.jpg

関西方面のヒマな人〜26日(月)の夜は「ぴん」に集合!!

19時ぐらいから末吉が、
「本に書けなかったオモロい話」や「ブログに書けない最近のオモロい話」をします〜

入場無料!!飲み代の割り勘のみ!!
(但し割り勘負けの苦情は一切受け付けません!!)

Posted by ファンキー末吉 at:10:28 | 固定リンク

2012年11月17日

日中関係ボチボチほとぼりが冷めた?・・・

反日運動の煽りを食って中止になってた全中国ドラムクリニックツアーだが、
ここに来てまたブッキングが始まったようだ・・・

11月30日(金)揚州
12月1日(土)寧波

この期間は実は別の中国歌手のツアーで押さえられていたので空いていた。

その歌手の仕事は反日も何も関係なく、
「ギャラが高過ぎる」
と言ってドタキャンされたのだが、
まあワシぐらいのギャラは北京の一流ミュージシャンはみんな取っているので、
要はその程度の仕事だったのだろうとあきらめていたのだ。

実際北京の十八大(中国共産党第18回全国代表大会)が終わるまでは中国の全てのエンターテイメントの仕事は停滞していたと言って過言ではない。

あの国では政府が突然「ダメ」と言ったらどんな理由であろうと「ダメ」なのだ。
その十大八が終わってからバタバタとブッキングが始まったというのが現実だろう。

空いてたよかった〜(^o^)

反日感情というのは中国国民の中で根強いものがあると言うが、
幸いながらワシは一度も反日感情に遭遇したことはない。

十大八が終わって今は反日デモも禁止だし、
禁止なものを血気盛んにやり遂げる輩はこの国では生きてゆけないからいないだろうし、
まあ万が一この日本人名義のドラムコンサートに反感を持ってる人間がいたとしても、
これを企画した地元の有志達相手に殴り込みをかけようという人間も村社会の地元にはいないだろう。

まあ考えられるとしたら、
許可はしたものの地元政府に、
「厄介なことになったらワシが困るんで中止しておくんなはれ」
と言われることだが、
そうなったら迷わず中止してその地元政府の奢りで飲めばいいだけの話である。

もともとこの活動は「叩く」よりも「飲む」が重要視されている!!(キッパリ)
その証拠に今回も行きは11月29日、帰りは12月3日か4日とアバウトである。

よく地元の人が
「もう帰るのかよ〜観光名所連れて行くからもっと飲もうよ〜」
ということになり結構まともに帰れないのである。

でもそのおかげで振り込みサギにワシの名前を使われて騙されそうになった人や、
そんな「朋友」たちが中国じゅうの至る所にいる。

金のためだと思ったらこんな能率の悪い仕事はないが、
全中国に友達作りに行ってるんだと考えたらこんな素敵な仕事はない。

中国にはワシがもし食えなくなったら食わせてくれるような朋友が至る所にいるのである。

そしてそれは日中関係がどのように変わろうが決して変わらないものなのである。

飲みますか〜飲みますか〜
地元の美味いもん食いますか〜

先日の中国WEEKで飲み過ぎたので、
現在体調を整えるべく酒を抜いているところである(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:01:44 | 固定リンク

2012年11月15日

豊年の春(完全版)

この音源も本邦初公開である。

第三回目の訪朝のことはいろんな事情があって私のブログにもUPしてない。
テレビに流れることもほとんどなかったのでほとんどの人が知らない訪朝ではあったが、
実はこのドキュメントは一番奥が深いものであった。

「お客さん」として行くのだから、彼女たちと私の間にはどうしても「壁」がある。
「ロックの先生」なのだからどうしても「序列」がある。

しかしこうしていちプレイヤーとして飛び込んで、
ひとつの空間に朝から晩まで1週間放り込まれたら大抵の壁はなくなってしまう。

音楽というのはどうしても演奏者の気持ちが出てしまうので、
このテのアンサンブルを作り上げようとすると
「気持ちをひとつにする」
ということが不可欠になってくる。

そのために私たちは毎日毎日いろんなことを話し合っては練習する。

レコーディングは「一発録り」なので、
誰かがミスったら最初からまたやり直さねばならない。

録音したテイクを一緒に聞いては、
「この部分でこんなことを考えてたでしょ?」
とまた話し合う。

ラマの問答と同じで、それはどんどん人間の奥に入ってゆくものとなるのだ。

こうしていくつか出来上がったOKテイクのうち、
最終的に私が選んだのはこのテイクだった。

その時の感情を思い起こしてみると、
きっともっとちゃんとまとまっているテイクはあったのだが、
何度やっても最終的にこのテイクになってしまったのだ。

今聞くとやっぱ「荒い」と感じる部分もあるが、
なんかそれが「スリリング」に聞こえて素敵なのだ。


リーダーとなるべく育てられたオデコと、
音楽的な才能に恵まれながらリーダーではないボンボンと、
そして彼女たちが聞いたこともないようなリズムを叩く外国人とが、
いろんなことを超越して気持ちをひとつにする。

別室でボンボンにこんなことを言ったこともある。

「役者の世界にはこんな言葉がある。
主役は誰にだって張れるが、
一流の脇役こそがその映画を素晴らしいものにしてるんだよ」

主役よりも先に譜面をもらって先に練習していたボンボンは、
当然ながら主役よりも「上手い」演奏で「まとめ」に入ろうとしていた。

もともと腕はあるわけだからいつまでたってもそつなくまとめている。

オデコはオデコでリーダーのプライドとしてボンボンには負けられない。
先に走っているボンボンを追い抜こうとしゃかりきになる。
「序列」が何よりも大切なこの国ではそれは「命懸け」の戦いであったのだろう。

そんな時に人は「神」を見たりする。

オデコがふっと身体が浮いたようになって、
それに戸惑いながらもエクスタシーを感じている瞬間を私は見逃さなかった。

「こんな感覚は初めてでした」
と彼女は言う。

それでもボンボンはずーっと「守り」に入っていた。
別室でボンボンとまたいろんなことを話す。

そんな中でのふとしたひと言、
「仲間の中では一歩上に行ってるのに仲間のために一歩降りなきゃならない苦悩ってあるよね」
みたいなことを言った時に彼女はきっぱりと私にこう言った。

「仲間の悪口は言いたくありません!!」

これが最初に会った時にあれだけオドオドしてた子と同一人物なのか・・・
その後に更に私にとって衝撃的な言葉が出て来るのだが、
その話は本の中のみにしておいてここでは書かないでおこう。

そして彼女のプレイはこの瞬間から変わった。

「そつなくまとめよう」というプレイから、
ぐいぐいと攻めてゆくプレイになった。

つまり「ロック」である。

5年経って改めてこのテイクを聞いてみると、
最後の方のサビの繰り返しの部分は、
完璧主義者のボンボンにしてはプレイが相当荒い。

オデコもそれにつられて何度も崩壊しそうになるが、
それを「根性」で持ち直している。

これも「ロック」である。

私は私で最後のセクションの時に、
他のテイクでは全て途中のセクションと同じくバスドラを踏んでいるのだが、
このセクションだけバスドラを踏んでいない。

いや、あまりの彼女たちの気迫に圧倒されて「踏めなかった」のである。

こんな時に無理してバスドラを入れようとすると足がもつれてミストーンが出たりする。
一発録りで差し替えが出来ない状況で、
ここで私が最後の最後にミスをしたらこのテイクは「水の泡」となってしまうのだ。

私は二人の気持ちを受け取って即座にバスドラを「切り捨てた」。
瞬時に判断して彼女たちの「気持ち」を「守った」のである。

それも私の「ロック」である。

そしてエンディングが終わってボンボンが思わず
「うまく弾けた」
とつぶやく声がこのテイクには入っている。

今聞けば人にお聞かせするにはかなり「荒い」テイクである。
でも私はこのテイクに私たちの1週間の全てが表れているようで、
やっぱり他のテイクを聞くことなくこのテイクを世に出そうと決めた。

完璧主義者のボンボンがどうしてこの荒いテイクで
「うまく弾けた」
とつい叫んでしまったのか・・・

卒業してもう私の手の届かないところに行ってしまった彼女と
またいつか会える日が来たとしたら、私は
このテイクを彼女たちと一緒に聞きながらまたいろんなことを話してみたい・・・

Posted by ファンキー末吉 at:02:54 | 固定リンク

2012年11月 2日

北朝鮮初のオリジナルロック曲

北朝鮮ロックプロジェクトの本も来週で校了!!

私はプロモーションのために、
本の中に登場する重要な楽曲をサイトにUPする作業をやっております。

一応これでこのプロジェクトがひと区切りするということは、
「次に訪朝するために」と考えなくてもいいので、
本も出せるし、今までUPしてなかった楽曲もUPすることが出来る。
(でもまあ本国からクレームが来たら削除するしかないですが・・・)

まず最初はやはりこの曲でしょう!!

もう6年も経ってるのね・・・今聞いても色褪せません!!

アメリカ持って行ってWyn DavisにMixしてもらったバージョンもあるけど、
やはり本の中ではこのバージョンのことを綴っているのでUPするのはこのバージョンにしました。

本を読んだら是非もう一度これを聞いてみて下さい。
感動もひとしおです。


・・・とここまで書いて追記:「改めてこの音源を大音量で聞いてみて」

このブログをUPした後、改めてこの曲をヘッドフォンで大音量で聞いてみた。
改めてぶったまげた!!!

実を言うとワシは今日の今日までこの音源とは距離を置いていた。
本の中の言葉で言うと「吐きそう」になるのだ。

まるで「出来の悪い親からあまりにも出来のいい子供が生まれた」
みたいな感覚である。

本の中ではそれをチベットまで行ってラマの高僧に解決してもらうのだが、
ここに来て改めてこの音源を聞いてみたらやはりいろいろ「ぶったまげる」・・・

楽器もろくに弾けない小娘が(と言ったら失礼なのだが)、
例えばドラムに関して言えばグランジの叩き方もシンコペーションも
ベースに関して言えばルートしか弾いたことがないのにソロを、
ギターに関して言えばディストーションを、チョーキングを、ライトハンドを、
全てのものが生まれて初めての少女たちが、
このアホな外国人と1週間同じ空間に放り込まれただけでこのレベルの演奏が出来るのか?!!・・・

言ってみれば基本的に「真面目な」少女たちである。
日本の「専門家」と呼ばれる人は、
「上からの恐怖で真面目なんだよ」と言うかも知れないが、
ところが「音」というものはそうは「ウソ」がつけない!!

この音源を大音量で聞けばいろんなことがくっきりと見えて来る。

これはワシが彼女たちに「やらせている」ものではない!!
彼女たちが何かに「戦って」勝ち得た「作品」なのである。

そりゃロックの「素人」なのであるから演奏は拙い。

しかしワシは末っ子の冒頭のアルペジオ、
特にテーマが入る前のBbの白玉・・・
まるで「外国から来た先生にこれをやれと言われてるからやってるけど、
もうやってらんないわよ、ジャーン!!」
というような歪みっぽい白玉に涙する!!

「私は歌を歌いたいんです。
だから楽器として歌いながら弾ける簡単な楽器としてベースを選びましたが、
先生の要求がここまで高いものとは夢にも思いませんでした」
と言って詫びたアネゴが弾いている1コーラス後のベースソロに涙する!!

中盤のギターソロの部分、
生まれて初めて知った「チョーキング」や「ライトハンド」の手法を、
本には書いてあるが実は既に新人類であった末っ子が、
持ち前の「飄々とした」性格で弾きこなしている・・・

さて日本の皆さんはこの音源をどのように「聞く」だろうか・・・

ずぶの素人が1週間という短期間で、
今まで何も知らなかった全てのテクニックを習得し、
「がむしゃら」に「ロック」という未知の音楽に飛び込んで来た。

それだからこそはワシはこれを「ロック」だと思う!!
この楽曲こそは北朝鮮で生まれた最初の「ロック」なのだ!!

そんなことを思いながらワシは今日は何度もこの音源を聞いた。
これを聞きながらしこたま酒を飲んだ!!

乾杯!!とびっきり素敵な北朝鮮の小さな小さな戦友たち!!
お前たちのことをワシは一生忘れない!!

願わくばお前たちもこのアホなオッサンと過ごしたあの日々を忘れないで欲しい。

この音源はワシと戦友たちとの「戦い」の「記録(レコーディング)」なのだ・・・


北朝鮮ロックプロジェクトまとめはこちら

Posted by ファンキー末吉 at:18:01 | 固定リンク

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