国産グループウェアから Microsoft 365 に移行するとき、Outlook のスケジュール機能がしばし問題となります。国産グループウェアの多くは、部や課などの単位でメンバー全員の 1 週間分の予定をひと目で見ることができる「グループスケジューラー」を備えていることが多いです。一方の Outlook では、自分自身で予定を知りたい人を登録し、横並びや重ね合わせをして表示できる形式です。 このスケジューラーの違いが問題になることは多くありますが、以前には国産グループウェアを利用していたこともある僕自身が、この問題を実感として捉えられないのは何故だろうと不思議に思っていました。たまたまこの問題を考える機会があったのですが、もしかしたら働き方、さらには組織文化の違いがあるのではないかと思いました。 部内会議の予定の立てかた 例えば、部員全員に参加してほしい会議の予定を立てようとしたときに、
