ソフトウエアメーカー、米マイクロソフトの時価総額は、多くの国の株式市場全体よりも大きく、債券格付けは多くの国がうらやむものだ。 資産運用会社ダブルライン・キャピタルのポートフォリオマネジャーが、マイクロソフトとその強固なバランスシートについて、米政府よりも安全なのかという理論上の比較を行った。 ダブルラインはマイクロソフト債を保有してはいない。これは公的財政と民間企業財務の乖離(かいり)した状態を示すことを目的とした思考実験だ。 この分析は、財政状況の悪化について米政府の懸念が高まっているこの時期に、企業部門の優位性と米国のテクノロジー大手の空前の強さを浮き彫りにしている。 社債のバリュエーションが過去最高に近い水準にあるにもかかわらず、投資家が社債を購入することが理にかなっている理由も示している。 ムーディーズ・レーティングスおよびS&Pグローバル・レーティングから、総額約450億ドル(
