プロボクシングの24年の年間表彰選手が26日、発表された。WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者那須川天心(26=帝拳)が努力・敢闘賞を初受賞した。所属ジムの公式サイト上で「すてきな賞を頂きありがとうございます! ボクシングのために毎日過ごしボクシングのために生きている僕にとってこういう賞をいただけるのはとてもうれしいです。今後も自分だけでなく、ボクシング界、そして世の中をもっと盛り上げて行けるようにしていきますので今後とも注目ください!」と喜びの表現した。
24年の那須川は24年1月にルイス・ロブレス(メキシコ)、同7月にジョナサン・ロドリゲス(米国)と世界ランカーに2連続KO勝利。続く同10月にジェルウィン・アシロ(フィリピン)とのWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に判定勝利し、ボクシング転向後、初タイトルを獲得していた。
早速、25年2月には前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を判定で下し、世界トップ級であることを証明。次戦は6月、海外勢の世界ランカーとの世界前哨戦を予定。11月に控える転向8戦目で世界挑戦を迎える可能性が高い。