立ち技打撃格闘技K-1は27日、都内で記者会見を開催。これまでも交流のあった中国の格闘技団体「武林風(ぶりんふう)」とのさらなる関係強化を目的とした協議書に、K-1プロデューサー宮田充氏と武林風プロデューサーのシー・チン氏がサインした。
会見後、囲み取材に応じた宮田プロデューサーは、一部メディアにおいて傷害容疑で千葉地検に書類送検されたと報じられたK-1ワールドGPスーパーバンタム級王者金子晃大(28=K-1ジム自由ケ丘/FROG GYM)についても言及した。
金子は練習相手を務めていた30代男性を殴ってけがを負わせた容疑をかけられている。宮田プロデューサーによると、送検などの事実については金子サイドからK-1へ報告されているという。その上で同プロデューサーは「ただ、決まったことがあればもちろん対応していくんですけど、現状でK-1として発表することはないんです。裁きがあるんであれば、そうなればこうなるっていうのがあるんですけど。現段階では推移を見守っている。まったく放っておいてるわけではない。ちゃんと担当者が向き合ってます」と説明。今後、金子が起訴されればK-1として何らかの動きを起こすことを示唆した。
宮田プロデューサーは、もともと金子を5月31日に横浜BUNTAIで行われる「K-1 BEYOND(K-1ワールドMAXから大会名変更)」に出場させることを想定していたが、それについては「いったん考えます。どうしようってところです」と話した。