マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループは、ビルのような建物を直接3Dプリンタで“印刷”可能なことを示すため、実際に建造物を“出力”できる巨大な3Dプリンタ「Digital Construction Platform(DCP)」を試作した。この技術が実用化されれば、ビル建築に必要な期間が短縮され、コストが削減され、柔軟性も高まるという。 DCPで作成可能なものは、建物を構成する壁などの基本的な構造。移動可能な本体にクレーン車のような長いロボットアームが取り付けてあり、その先端に設けられた小さいロボットアームがノズルからコンクリートや断熱材などを出して、建物の壁を下から形成していく。原理的には、一般的に使われる熱溶解積層法(FDMもしくはFFF)3Dプリンタと同じ仕組みだ。
僕は積算の仕事をしています。 新国立競技場に関して、いま建築業界は騒然としています。当初の値段よりお金が釣り上がることは良くあることです。今までそういう時は、工期を分けたり、掛け率を下げ見かけ上の値段は安く見えるようにしたりして、なんとかまかなってきました。まことに心苦しくはありますが、それが現実です。 これからもう一度コンペを行い…という手順は、我々専門家でも”間に合うのか?”と動揺を隠しきれません。 しかし、これは積算をあまりに軽く考えている日本の建築業界が招いた結果ではないか、と厳しいようですが思います。コンペを行う前の初期段階で、建築概要(屋根の有無や、椅子の数など)とそれに基づく適正な予算を積算士によって決定していれば、こんなことにはならなかったのでは、と思います。 安藤氏の”なぜ2520億か、わたしも知りたい”という発言には、怒りしか覚えませんでした。”建築家は、お金に一切関与
このオフィスは、ドバイの博物館「Museum of the Future(未来博物館)」が中心となって作り、一時的に本部オフィスとして使用する予定。面積は約2000平方フィート(約186平方メートル、約56坪)。建築は、高さ20フィート(約61メートル)という巨大な3Dプリンタを使い、“印刷”した層をいくつも積み重ねて行う。 同プロジェクトのチームによると、3Dプリンタ建築は従来工法に比べ建築期間を5割から7割短縮でき、作業員にかかる費用を5割から8割減らせると見込む。さらに、建築にかかわる廃棄物の量も30%から60%少なくなり、生産性や投資効果、持続可能性の向上が期待できるとする。 アラブ首長国連邦の内閣担当相で、同国の国家イノベーション委員会の委員長でもあるMohammed Al Gergawi氏は、「このオフィスは3Dプリント技術の持つ効率性と創造性を証明し、建築・設計分野の改革に大
江戸初期の茶人で作庭の名人でもあった小堀遠州(1579~1647)が造った茶室「擁翠亭(ようすいてい)」が、京都市北区の古田織部美術館内の庭園で約150年ぶりに再建され、27日、報道陣に公開された。 擁翠亭は、遠州が江戸初期の寛永・正保年間(1624~48年)に、京都の金工師・後藤覚乗の依頼で覚乗の屋敷「擁翠園」(京都市上京区)に造った。 独立した茶室としては最も多い13の窓を持つことから「十三窓席」と呼ばれ、内部は明るく開放的。遠州が追求した「きれいさび」と呼ばれる美意識の極みとされる。 擁翠亭は江戸中期、京都の寺に移築されたが、1868(明治元)年の廃寺と同時に解体。図面と部材は京都の数寄屋大工の倉庫に保管されたが、その存在は長く忘れられていた。2000年ごろに見つかり、土壁や窓枠の一部などを補い再建した。 28日から入室料1500円で内部の見学ができる。問い合わせは古田織部美術館(0
およそ100年ぶりの大規模な修理が行われている奈良の「正倉院」で、屋根の瓦をふき替える作業が終わり、報道関係者に公開されました。 奈良時代の聖武天皇ゆかりの宝物などを収めた国宝の正倉院正倉は、傷みが目立つようになったため、およそ100年ぶりの大規模な修理が行われています。 このうち、ことし6月から行われてきた瓦をふき替える作業がこのほど終わり、26日、作業用の覆いの中で報道関係者に公開されました。 ふき替えられた瓦は3万4000枚以上に上り、中でも日当たりがいい南側と東側の瓦は、土とわらを混ぜた泥で固定する古来の工法が使われ、新たに復元した瓦のほか、奈良時代から江戸時代までの8400枚余りの瓦が再利用されています。 また、北側と西側は、屋根を軽くする「空ぶき」という工法を使い、屋根全体の重さはおよそ8トン減ったということです。 宮内庁は、来年2月に修理が行われている現場を一般に公開する予定
ゼネラル・エレクトリックはジェット機のパーツを3Dプリンティングで作りはじめており、個人レベルだけではなく工業的なレベルでも3Dプリントの技術が用いられていますが、巨大な3Dプリンタを使って2500平方フィート(約230平方メートル)の家を20時間で建ててしまうというのが「Contour Crafting」というプロジェクトです。 Contour Crafting - CC http://www.contourcrafting.org/ このプロジェクトの最も優れた点は、レイヤーを重ねてパーツを作成し、建物を短時間で完成させてしまうということ。また、これまで手作業で行っていたことを全てオート化し、ロボティクスの技術と伝統的な建築法を融合させることによって短時間でも十分な強度を実現しています。現在はさまざまな種類のセラミックを素材として試しているところで、まだ開発中の技術ですが、安価な素材を
【衝撃】パリの街を、100年前と今とで写真比較してみてビックリ Tweet 1: サーバル(新疆ウイグル自治区):2013/04/09(火) 01:01:12.82 ID:OPsKpDJcT● http://japan.digitaldj-network.com/articles/12602.html 【衝撃】パリの街を、100年前と今とで写真比較してみてビックリ こちらは1914年のパリ、サン・ドニ門周辺 この場所を、今撮影したものがこちら Σ(゚д゚;) 変わっ・・・てない この2枚の間に2つの世界大戦があったんだよね? もちろんお店は変わっているけど、1世紀という時間が経過しているだなんて信じられないよ・・ 日本の100年前はちょうど明治時代から大正時代に変わったところ。その頃の建物が美しさそのままに、あちこちに佇む中で生活できるのってすごく素敵なことじゃないかな 以前【無加工カラー
魚やサンゴ礁、タツノオトシゴやヒトデなど、海の世界の息をのむような光景を間近に見ることができる円盤形の海中ホテルを建設する計画がドバイで進行中です。21の客室はすべて海底にあり、昼は太陽光に照らされた海の世界を、夜はライトアップされた臨場感たっぷりの海の世界を大きな窓から眺めることが可能。ホテルにはダイビングや水上スキーといったアクティビティの施設も完備されます。 Deep Ocean Technology - Underwater Hotel: Home http://www.deep-ocean-technology.com/ なお、ホテルの様子は以下のムービーから見ることができます。 WATER DISCUS on Vimeo また、窓の横を悠々とジンベイザメが泳ぐ部屋の様子をシミュレートしたムービーは以下から。 Under Water Hotel - view from hotel
昨年12月、中央自動車道笹子トンネルで天井崩落事故が起こり、改めて社会インフラの老朽化の実態が浮き彫りになりました。 小野:笹子トンネルの事故はショックでした。建設から維持の時代と言われて、もう30年ほど経っています。みんな、その認識は持っていたんです。でも、ついね。予算の問題とか、各企業の利益の問題とかがあって…。 私も(清水建設の)技術部長だった時に、これからは維持管理の時代ということで技術部にグループを作って、コンクリート構造物の維持管理、技術開発、調査、設計などに大々的に取り組みました。しかし、商売となるとなかなかね。 どうしても維持管理に関わる仕事の受注額は小さいでしょ。それに、例えば清水建設に独自の技術があるからといって随意契約で特命発注することはないわけです。そのような発注制度の仕組みもあって、商売という意味では苦しかった。 例えば、うち(清水建設)は阪神・淡路大震災で高速道
本、本、そして本。 オランダのとある村に新しくできた図書館のデザインが素晴らしい。2009年にそのデザインプランが公開され注目を集めましたが、ついに完成して一般に公開されました。 この本本本の図書館Book Mountain Library Quarterをデザインしたのは、MVRDV建築事務所。建築費用は3900万ドル(約30億円)で、棚には15万冊もの本を収納することができます。外観はガラス張りで、図書館内に多くの自然光をとりいれることができます。まさしく本の山の1番上には小さなカフェがあり、街全体のパノラマビューも楽しめますよ。 行ってみたいなぁ。 [MVRDV via designboom] そうこ(Andrew Liszewski 米版)
世界で三番目に美しい書店に行ってみた! あまりの素晴らしさに時が経つのを忘れてしまう 佐藤英典 2012年8月6日 近頃は、電子書籍の話題が頻繁に取り沙汰されています。しかし「本」がこの世のなかから、なくなってしまうことはないでしょう。なぜなら、本の魅力は書店にもあるからです。お目当ての作品を探すのはもちろんのこと、どれともなく自分に相応しい一冊を探すのは、至極の楽しみ。またたくさんの書籍に囲まれて過ごす時間は、ときに贅沢とさえ思えるものです。 それが世界でも指折りの書店だったとしたら、あなたはどのように感じるでしょうか? これらは電子書籍では味わえない類のものです。今回はポルトガルにある世界で三番目に美しいといわれる「レロイ・イ・イルマオン書店」をご紹介したいと思います。 1869年創業のこのお店は、ポルトガル・北部の港湾都市ポルトにあります。創業当初の場所から1906年にのカルメリッタ
家の設計から完成までは、どうしても期間がかかってしまうもの。「早く住みたい」と待ちきれない!そんな方に最適な、家を建築してくれるコンクリートプリンター「contour crafting」を、今回は紹介したいと思います。 Sebastian Bertram氏による、遊園地のアトラクションを思わせる迫力のあるマシーンが特徴的な、建築の未来を感じさせてくれるコンセプトモデルとなっています。プロモーションムービーが公開されていましたので、まずは下記よりご覧ください。 詳しくは以下 地盤にひかれたレール上をマシンが移動しながら、設計図に合わせてコンクリートを次々と流し込んでいきます。速乾性のコンクリートを採用することで次々と形を作り上げることができるそうで、数週間で1軒の家が完成させられます。 マイホームを早く建てたいとお思いの方にはもちろん、自然災害などで急遽建築が必要になる住宅の建築等にも大きな
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