はてなキーワード: 勝ち組とは
私の金融資産が先月ついに1億円を突破した。内訳は下記の通りだ。
・確定拠出年金: 300万円
・現預金: 2200万円
この数字を見て「勝ち組」と思う人もいるかもしれないが、私の人生には明確な敗北がある。35歳で婚活を諦め、38歳で介護離職し、今は老いた猫と賃貸マンションで暮らしている。
・友人との飲み会代より配当金の再投資を優先した結果、人間関係が砂漠化
・親の介護で気づいた「お金で買えない時間」の残酷さ、認知症の母が私を「銀行員さん」と呼ぶ日々
「4%ルール」に従えば年400万円で生きられるが、その前提は「健康的な体」と「消費欲のない心」。先月、人間ドックで「ストレス性胃潰瘍」と診断された夜、高級寿司を一人で頬張りながら気付いた
子どもの運動会を写真で眺める時間も、父の最期の言葉も、消せない過去を塗りつぶすために資産を増やしていた。
2. 婚活サイトの「年収600万」フィルターより、図書館で本の背表紙を揃える人の手を見よ
今、私の唯一の贅沢は、介護施設で認知症の母に毎日届ける200円のプリンだ。彼女は私を娘とも銀行員とも思わないが、プリンを舐める笑顔だけは40年前の記憶と一致する。
世の中の仕事は人が余れば余るだけスキルの付かない仕事が増えてくるし、年取れば安くなるのは大体の人間がそう
そうならないためにスキルを身に付けて食いっぱぐれのない仕事を選ぶために最低でも理系進学はマストだし食いっぱぐれのない仕事をするためにまともな大学に進学してまともな企業に就職しないといけないんだよね
だから最低でも都市圏で働く必要がありできれば東京に勤めるのが望ましい
そして年取っても安く買い叩かれないために権力を身に着けなければならない
ただスキルがあればいいという在野精神は大層なものだが誰も加齢には勝てない
また勝ち組自慢…こいつらクソっスね
それでも慕われてるオマエは勝ち組だ😒
「努力は報われる」「人生は自分次第」なんて言葉を、俺たちはどれだけ信じ込まされて生きてきたんだろうな。子供の頃はそれが真実だと疑いもせず、勉強すればいい大学に行けるし、いい大学に行けばいい仕事があるし、努力すれば収入も上がると思っていた。でも、そうじゃなかった。
今やデータが揃ってしまった。能力の大半は遺伝で決まり、幸福度のほとんどは親の経済力に依存するらしい。IQは遺伝するし、親が金持ちならどれだけポンコツでも良い教育を受けられ、社会的成功が約束される。逆に貧乏人の子供は、どれだけ努力してもスタートラインが違いすぎる。持たざる者は持つ者にはなれない。全て、最初から決まっていた。
こうなると、俺たちが日々生きてるこの感覚すら虚しくなる。何かを頑張ったとして、それが自分の意思の力なのか、単に遺伝的にそういう性質だっただけなのか、判別すらできない。まるで人生が、すでに出来上がったストーリーを後追いしているだけのように思えてくる。俺たちの自由意志とは、一体何だったのか。
そんな状況でも「頑張れ」とか「努力しろ」とか言ってくる連中がいる。だが、彼らの中には「頑張る余地があった」だけの話で、俺たちのようにすでに結論が出ている側の人間には、その言葉はただの雑音だ。例えば、サイコロを振る前なら「出た目で勝負が決まる」って話は通じるが、もう出目が出尽くした後に「振り直せるさ!」と言われても、ただの悪質な冗談にしかならない。
この社会の最適解は、ただ「勝ち組」に生まれた奴らが、それなりに満足して生きることだ。そして「負け組」に生まれた俺たちは、何かを目指して努力するふりをしながら、ゆっくりと枯れていくことだ。それ以外に何がある? どれだけ足掻こうが、出目は変わらない。なら、いっそ何も考えず、適当にやり過ごしていくしかない。
たまに「それでも人生には意味がある」とか言ってくる奴もいるが、それは結局のところ、意味がある側に生まれた人間の視点に過ぎない。こちらから見れば、もう物語は終わっているのに、周囲が勝手に「続きがある」と信じ込んでいるだけの話だ。
そういうわけで、俺たちはこの終わった物語の中で、終わりまでどう生きればいいのか考えなきゃならない。でもまあ、考えたところで、答えなんか出るわけもない。そもそも、もう読み切った物語に「続き」を期待すること自体が、無駄なことなのかもしれないな。
江戸時代だって「は~いそれでは今日から生類憐れみの令をスタートしまーす!蚊を殺した奴は処罰!犬を殺したらお前が死ぬよー!」っていきなりルールが大きく変わったりはしてただろ。
戦争の前後で英語が奨励されたり禁止されたりとルールがバシバシ変化した。
公務員が勝ち組になり負け組になり、中国産が高級品から安物へと転じたりもした。
アメリカ様なんて黒人と白人の結婚が犯罪になってた時代があったのに今は黒人だからと結婚を認めないやつが逆に刑務所送りだ。