はてなキーワード: ラッシュとは
とあるゲームでずっとソロマッチングしていたが、たまには固定組んでやってみたいなと思い、そのゲームのディスコサーバーに入った。
「エンジョイ勢募集!楽しくのんびりやりましょう!初心者OK!負けてもOK!……」と必要事項の上募集をかけ、ボイチャに入った。
最初に来た男性をAさんとする。その人は「初めまして。よろしくお願いします」とちゃんと挨拶をしてくれた。私は女だが、その女の声を聴いても特に変ないじりはなく、「~~使いたいけどいいですか?」とか「得意なのは~~」といたって普通に会話した。
また次に男性が入ってきた。Bさんとする。Aさんと同じく挨拶をしてくれた。
Bさんは初心者だったらしく、私とAさんは「~~が初心者だと使いやすくオススメです」とか「キルされても気にしないでください!場数こそが上達ですから!」とサポートしつつゲームを楽しんだ。
上手な相手がいたらすごいですね!と感心しあっていた。最後のラッシュでAさんBさん私が同時キルされた時は「うまー!!!」と言って3人で音が割れるほど笑った。
負けても「相手上手でしたね!」「マネできたらいいですね~」「お疲れ様です!」「次何使いたいです?」と終始明るい雰囲気だった。
楽しくて、やっぱ通話しながらは違う楽しさがあるな~と思っていた。その後の試合も「これマネできそうですね」とうまい人の編成を真似ては「うまくいかないですね~」「もっと練習が必要かもですね。練習してみましょう」と試行錯誤して楽しんでいた。
しかし次に入ってきたCとD。CとDは入ってきた矢先に「うぃ~wwwAいるから来た!どう?勝ててる?編成何してる?」と明らかに礼儀がなさそうな男だった。
Aさんが応えると「は?その組み合わせ?馬鹿じゃん、勝てるわけないよザコ編成」と手を叩いて笑い始めた。その後もCとDは口悪く大声で会話し始める。
私が話すと「うぉ、女いるじゃん!」「女さんだwww」と初対面の人に大層失礼なことを吐く。
試合が終わって、CとDが加わったのだが編成に口出してくる。Bさんは初心者だと言ったのだが「それじゃ編成的に勝てない。つかそのキャラザコだから使うな」と責める。
「増田ちゃん、フレンド申請いいっすか?www」とBさんにはフレンド申請の話をしていないのに急にCが言う。「リアル友人しか許可していないんで」とごまかしておいた。しかしDが「でもフレンドした方が固定組やすいし、今後呼んでもらっていいよ!www気にしないよ!」と続けるので断固として「駄目です」と拒否した。
この時点で私は部屋を出ようと思ったが、Bさんが抜けずに絡まれて可哀そうだったので一試合だけ残った。Bさんが責められないよう、Bさんをサポートしようと思っていた。Aさんもたぶんそうだと思う。動き的に。
まぁ~最悪だった。BさんやAさんがキルされたら「おい!今キルされるな!ゴミ!」「馬鹿!普通そっち行く?こっちくんだよ!」「あ~あ、点取られた。動き最悪なんだけど」「くんなよ。不快なんだけど」「あの相手なら普通この動きするんだけど?ちゃんと頭に入れてないの?」「くそ!!!」と終始暴言と指示。対戦相手にも「チートだろ!」「バーカ!」「カスカス!」舌打ちと暴言(クソポイント1)
Cが主に発言し、Dはそれのヨイショ。「そうだぞ」「当然だよね」とCを煽てつつ一緒に悪口。
Bさんはずっと怯えてすみません、すみませんと謝っていた。Aさんは生気の抜けた声ですんませんとロボットのようになっていた。
とあるタイミングで私がミスった。うわ、怒られるなと思ったが「あ~ドンマイっす…」としか言われなかった。AさんBさんには強く当たるくせに私には強く当たらなかった。(クソポイント2)
終わった後に私がお疲れ様ですと言うのに被せてCが机をたたく音と共に「ねぇ、下手。これじゃ勝てないよ?負けたんだけど。最悪」、「こんな調子じゃランク上がらないよ。やる気ないと萎えるんだけど」、「はぁ~なにこの結果。足引っ張るなよ」と説教が始まった。(クソポイント3)
Bさんは相変わらず泣きそうな声で謝るだけ。私が「初心者ですから。これから上達していきましょう」と声をかけたのだがDが「こういうのが上手くなるのに必要なのwちゃんと教えないとw」「甘やかすなってw弱男になるぞwww」と明らかにトーンを変えて私に言ってきた。(クソポイント4)
Cは続けて「増田ちゃんは上手だから!ほら、次早く始めて!」と話しかけ、再びBさんに説教と言う名の暴言を吐く。(クソポイント5)
Aさんは無言だったのが恐らくAさんも「またか…」と思ってたのだと思う。
ド偏見なのはわかっているが、CとDの話し方は所謂「難ありの人間」の話し方。人生経験上もう声だけで分かる。大人だけど幼稚で、フレンドリーと無礼者の違いがわかっていない奴ら。
あ~キモイし最悪。CとDは言葉を選ばずに言うと「クソ男」クソ野郎だ。めちゃダルになったので無言で部屋を出た。
新しいボイチャ募集を立てて待っていたらBさんが来た。「増田さんが抜けたので勢いで抜けてきました」とのこと。
「お力に慣れずすみません。あんな奴らのこと気にしなくていいですよ。大丈夫ですか?」とBさんを慰めた。「いえ、こちらこそすみません、お気遣いありがとうございます」と返答してくれたが、元気がなくなってた。しばらくしたらAさんも来た。
Aさんは「あの人らは前からあんな感じで、俺も関わりたくはないんですが…。申し訳ないです」と謝罪した。どうやらAさんはCとDに勝手に友人判定されているとのことで、やたら絡んでくるらしく、Aさんも迷惑をしていたらしい。出会ってまだ3回目でフレンド申請を承認してしまったのが運の尽きらしい。事情を聞き、「Aさんのせいじゃないですよ」とBさんもさっきの対戦でカバーしてくれてありがとうございますとAさんに感謝していた。CとDがいた部屋は別の仲間が来たらしく、こっちには来なかった。
改めて対戦を始めた。最初はまだ空気が重かったが、徐々にBさんもAさんも調子を取り戻して笑い合ってゲームできた。良い人たちだなぁ~と思いながら楽しんでフレンド交換した。
「またどこかでお会いしましょう!」とAさんBさんとお別れした。またAさんBさんとゲームできたらいいなと思いながら、私はその日でこのゲームを引退した。
運転の才能壊滅的な自分からしたら車社会で本屋に行くためだけに坂道だらけの道を15分以上必死に自転車漕ぐより通勤ラッシュに乗って帰り道に本屋に寄る方がいい
あと上京前は自分もそうだったけれど地方民が想像してる通勤ラッシュって毎日毎秒ギチギチ押し込まれてるイメージで語られている気がする。実際は朝夕のごく一部の路線と大幅遅延と雨が重なった日くらいでそんなの栄えてる地方都市も同じだし、混んでると言われている路線でも普通に立つくらいできるし、出勤遅めの自分は半分くらいは座れたりガラガラだったりする
増田、ちょっと一方的に「東京しがみつき=既得権益」と断じてないか? まずはデータを踏まえて話を整理しよう。確かにリモートワークはフルからハイブリッドへ移行しつつあるけど、「じゃあ完全に縮小だから東京オフィスワーク終了」という単純な図式にはなっていない。総務省や企業の実例を見ても、リモートを一部続けて生産性を高めている企業は多いんだよ。むしろ「完全出社」への強引な回帰がうまくいかず、生産性が落ちている企業もあるぐらいだ。
それに、東京に仕事が集中しているのは統計上の事実だ。全国平均と比べて有効求人倍率が高めに推移しているのは厚生労働省のデータでも明らか。だからといって「地方は仕事がない」とは言わないが、専門性の高いホワイトカラーは今も東京に集中している職種・業界が多いのは間違いない。
「リモートワークが今後なくなるなら東京にこだわるのは不安」と言うかもしれないが、それは両極端に考えすぎ。実際にはハイブリッド化で通勤回数を減らしつつオフィスの恩恵も受ける形が主流になりつつある。もちろん、地方転勤や現場仕事を選ぶ人もいるだろう。それがあう人は大いにやればいい。けれど「じゃあ地方移住が最強」「ホワイトカラーは捨てるべき」とまで言うのは極論だよ。
「東京のイベントや推し活なんて年に数回行けば十分」と言うけど、レジャー面だけを言っているわけじゃない。東京には各種業界団体のセミナーや勉強会、ビジネスマッチングイベントが数多くあって、キャリアアップに直結する情報や人脈が得やすい土壌がある。これは地方でたまに足を運ぶだけでは得られない、日常的なネットワークの蓄積が大きいんだ。
AIの発達で「ホワイトカラーは不要になる」と言うが、実際はAIを使いこなし、プロジェクトを管理する人材が逆に求められている。つまり「現場仕事なら安泰」も安易だし、「ホワイトカラーはAIに食われる」も安易。技術系の現場であっても自動化やデジタル化は加速しているし、単純作業ほど機械に置き換えられやすいのが現実だ。結局どの分野でも、主体的にスキルを磨かないと将来は危うい。
増田は「転勤OKならどこでも働けるから安定」というけど、その会社の業績や人事方針次第で、明日の勤務地がどうなるかわからないリスクもある。家族持ちなら子供の学校やパートナーの仕事に影響が出るし、実は大変なんだよ。だからこそ、東京にしろ地方にしろ、自分で腰を据えてキャリアを築きたい人は珍しくない。
最後に、「東京にこだわるなんて思い込み」というのは増田自身の思い込みじゃないか? そもそも東京でキャリアを積んでいる人が全員そう考えているわけじゃない。現在も東京にはベンチャーから大企業まで多様な職の選択肢が揃っていて、リモートやハイブリッドを活用しながら生活の質を上げる工夫をしている人はたくさんいる。通勤ラッシュが嫌なら近郊に住めばいいし、家賃が高いなら郊外を選んで在宅と両立させるやり方もある。
「オフィスに出社できる大企業や専門職が東京に集中している現実」「地方こそ車や交通費、医療・教育環境等で追加コストがかかる現実」……こうしたあらゆる要素を度外視して、単純に「地方転勤最強!」「ホワイトカラーの未来なし!」とまとめるのは短絡的すぎる。
増田、もし「東京にいる人間は、地方という新天地に踏み出す勇気がないだけ」なんて思ってるなら、それは大きな勘違いだ。どの土地であろうと、結局は本人がどれだけ主体的に動き、何を学んで成長していくかがカギなんだ。東京に残る人、地方に行く人、それぞれの事情や戦略がある。無理やり「地方転勤こそ至高」みたいに押しつけるのは、むしろ増田こそ視野が狭いよ。
これだけ言えば、増田が「いや、それでも東京は高コストだし便利とは言えない」と反論してくるかもしれないけど、少なくとも東京には費用以上のインプットと機会、ネットワークが集まる。実際に多くの人がそれを感じているから、東京圏の人口流入はまだ続いているんだ。転勤だって人を選ぶし、肉体労働・現場仕事だって楽じゃない。楽な道なんてどこにもない。だからこそ、場所よりも「何を成し遂げたいか」を見極めるのが先じゃないか?
増田は「ホワイトカラーを見下して地方転勤を勧めたい」みたいだけど、やりたいことの本質を考えずに場所だけを移しても、結局は同じ轍を踏む可能性が高いぞ。
「東京が好きな人」にも、「地方が好きな人」にも、それぞれの理由と戦略がある。まずはその多様性を認められない限り、増田の主張こそが「既得権益へのしがみつき」になってしまわないか?
以上、これだけデータと現実を踏まえれば、感情論だけの主張じゃないことは分かってもらえるはず。増田の「東京にしがみついて何も得られない」っていう決めつけ自体が、実は一番危うい思い込みなんじゃないのか?
そんなわけで、地方転勤を選ぶのは自由だけど、「東京で働く人がバカ」みたいに語るのは、あまりにも視野が狭くて説得力がないと思うぞ。
「スマホは手軽に持ち運べるデバイスである」──そんな常識は、もうとっくに過去のものだ。2045年、スマホは30インチ・10kgにまで肥大化し、街を行く人々は皆、それを背負っている。そう、もはやスマホではない。「iRock」 だ。
「革新」とは名ばかりのこの巨大デバイスは、全面タッチスクリーン、8Kディスプレイ、量子プロセッサ、AIアシスタント、超高性能バッテリーを搭載。スペックだけ見れば夢のような端末だ。だが、それを使うにはまず、自らの肉体を鍛えることから始めなければならない。 負荷軽減設計の「肩掛けベルト」が標準装備されているが、結局のところ10kgの岩は10kgの岩でしかない。ベルトは肩に食い込み、腰は悲鳴を上げ、階段を登るだけで息が切れる。満員電車ではスペースを取りすぎて乗客から冷たい視線を浴び、改札を通るたびに引っかかる。朝の通勤ラッシュを生き抜くには、スマホの操作よりもまず筋力が必要になった。
それでも人々は背負う。「お前のiRock、まだ12kg? 俺のは14kgだけど」 そんなスペックマウントが日常化し、「スマホがどれだけ便利か」ではなく「どれだけの重量に耐えられるか」がステータスになった。街には背中に巨大な黒い板を揺らしながら歩く人々が溢れ、その表面には無数の通知が浮かび、AIアシスタントが「あなたのスケジュールです」と延々と語りかけている。タッチ操作? もちろんできる。ただし、立ち止まってスマホを背中から降ろし、両手で構えないと操作は難しい。 だからこそ、装着中は基本的に音声操作が推奨されており、街中では「Siri、次の会議は?」と叫ぶサラリーマンがあちこちにいる。
かつて「利便性の象徴」だったスマホは、ついに「苦行」へと変貌した。だが、そんな人々の横を、悠々と歩く者がいる。腕に巻かれているのは、CASIO F-91W。 たった21gの軽さ、約7年持続するバッテリー、時刻表示、アラーム、ストップウォッチ、LEDライト。何のストレスもなく、充電の手間すらない。いや、そもそも「手間」という概念が存在しない。
「未来」を背負う者たちと、時刻を知るだけで満足する者たち。どちらが本当に「進化」したのか。答えは、肩の負担が物語っている。
しかし思ったより伸びてびっくり。はてブされる記事にして、という指示は確かに出したけど、こんなに反応されるとは思わなかったよ。AI凄い。
追記おわり。
https://togetter.com/li/2509433
既得権益にすがりつく人がいっぱいいるね。
「東京で働くのが一番!」って思ってる人、まだ多いけどさ、リモートワークが縮小してきてる今、ホワイトカラーにしがみつくのって、そんなに得策か?「東京なら仕事がある!」って言うけど、その仕事、何年後も安泰なの?
リモートワーク全盛期には「地方移住してのんびり暮らす!」みたいな話が盛り上がってたけど、今はどうよ?企業はオフィス回帰を進めてるし、「やっぱり出社してナンボ」って流れに戻りつつある。リモートでラクしてた人、いま焦ってない?「出社しろ」って言われて、「え、もうリモートじゃ食えないの?」ってなってない?
だったら、いっそ東京にこだわるのをやめて、転勤上等の働き方を選んだ方が、よっぽど安定するんじゃない?
「オフィスワークが最強!」って言ってる人もいるけど、本当にそう?ホワイトカラーの仕事がすべてじゃないし、むしろ肉体労働や技術職の方が、今後もずっと需要があるんじゃない?
オフィスワークはどんどん自動化が進んで、AIにも代替されやすい。でも、現場仕事はそう簡単にはなくならない。インフラ整備、施工管理、電気工事、物流、製造業……どれも日本の社会を支える仕事だし、人手不足だからこそ価値がある。こういう仕事をしてる人たちは、「どこでも働ける」のが強みなんだよ。
転勤?全然アリでしょ。地方で働けば、給料もそこそこ、家賃も安い、生活の質も上がる。東京にこだわって狭いワンルームに住んで、通勤ラッシュに耐えてる人たち、本当にそれで幸せ?
地方転勤、やってみたら意外と良いぞ?
「東京じゃなきゃできない仕事がある!」って言うけど、それ、どれくらい本気で言ってる?確かに一部の業界ではそうかもしれない。でも、ぶっちゃけ大半の仕事は「東京じゃなくてもいい」。
「イベントが多い」「推し活しやすい」「美術館がある」とか言うけど、それ、毎日行く?たまに東京に遊びに来るぐらいで十分じゃない?むしろ、地方から年に数回、飛行機や新幹線で東京に来る方が、住むよりよっぽどコスパ良くね?
それに、転勤を受け入れると、いろんな土地での経験が積めるし、視野も広がる。東京で同じ仕事をずっと続けてるよりも、変化がある分、成長できるんじゃない?
東京にこだわる人の多くが、「東京じゃなきゃできない」と思い込んでる。でも実際は、「東京に住むメリット」と言われてるものの大半が、「そこまでこだわる価値ある?」って話ばっかり。
・イベント → たまに行けばいい
だったら、最初から転勤OKな仕事を選んで、いろんな土地で働く方がよっぽど健全じゃない?ホワイトカラー信仰に縛られず、現場仕事にも目を向ければ、働き方の選択肢はもっと広がるんだよ。
リモートワークが縮小してる今、「東京でデスクワークしか選択肢がない」って考えてる人、ちょっと危ないよ?転勤OKで全国どこでも働けるスキルを持ってた方が、よっぽど安定するし、将来の可能性も広がる。
結局のところ、「東京にいなきゃダメだ!」って思ってるのは、自分の中の思い込みじゃない?むしろ、「どこでも働ける人」になった方が、自由に生きられるんじゃないの?
動画もゲームもちゃんと探せば時間のほうが全然足りない状態だったと思う。
漫画に関しはもはやヤケクソかってぐらいの量だった。
そもそも普段の土日でも全然読み切れない量が投下されているわけであり今が過渡期なのか単なるピーク期なのか、もはや漫画は基本無料娯楽の一種にさえなりつつあるだろう。
一ヶ月無料娯楽生活を続けてきたことで大まかな型が出来てきた。
漫画 → キャンペーンで一気読みしつつ気になる作品はチケット読みを続ける形。
ゲーム → 貰ったゲームを溜め込んでおきつつも普段はソシャゲを無課金(スタレ・ゼンゼロをメインでやりつつ、気が向いたときに学マスか新作に手を出していく感じ)。
音楽 → Spotifyで完結している。公式のMVとかも見に行きたいんだけどちょっと時間が足りない。
アニメ・ドラマ → Tverやニコニコで追いかける。名作のリバイバルは追う余裕がない。
映画 → Abema。毎週無料の玉石混交が凄いが「べいびーわるきゅーれ」や「きっとうまくいく」なんかが見れることがある。
キャンペーン+普段からの無料を組み合わせていけば、いくらでもタダで遊べてしまえているように感じる。
フルタイムで働いてるサラリーマンとしては、無料で貰える娯楽の中から特に味わいたいものを選んでいっても全然時間が足りないように感じてしまう。
この気持ちが12月まで続くのか、「選択肢が狭すぎる……」と嘆き出すのか、それを確かめるのがこの『無料で味わえる娯楽だけで1年過ごしてみよう』ってチャレンジなわけだな。
ラーメン発見伝シリーズの無料とかあったけど手を出す時間がない。
ひとまず楽しめる範囲で楽しんで手に入らなかったものは忘れることにする。どうせ無料だから何も損してないんだ!
・二月の勝者
受験シーズンいよいよ最終決戦というタイミングで全話無料は受験生に読ませる気無さすぎで笑ってしまう。まあこれ読んでる受験生がどれぐらいいるのかって話だが。世の中には頑張って勉強してるような小学生もいるのに、休みの日は家事や雑事を追えたらひたすら漫画読んでゲームやってるだけの人生ってのもなんなんかなって気がする。現実から離れる時間がないとやってられないんだから仕方ないとも思うし、そうやって離れたくて仕方ない現実を抜け出すためにもっと頑張っておくべきだったのかなとも思う。
ガイジンの勘違い日本っぽいアトモスフィアを再現するというカルトなコンセプトだったのに気づいたら設定がそこそこちゃんとしてきている。話が空中分解しない程度に世界観を構築していくうちに単なるおふざけからそれっぽい独自の世界が完成してしまっているようだ。漫画版は女の子がカワイイでヤッターなのが実際いい。
ビッコミ
・二月の勝者(全話無料)
そりゃ触れてない作品のキャラの外側だけみてりゃどれも同じように見えるだろうな
でも大抵、ゲームをちゃんとやって物語に触れてればバックボーンは深堀りされてて、漫画やアニメに劣らないどころかそれを越える思い入れを持てるようになるのが、運営型ゲームの強みなんだ
男女両方をターゲットにしてて、金かけて作られてる(=売る気のある)アプリゲーなら美少女キャラは必ずといっていいほど入ってくるマスト要素だからそこを毛嫌いしてると勿体ない
美少女もいるけどカッケェ男キャラも出てくるアプリゲーなんてのは昔からいくらでもある
そういう部分が広告などでPRされることはあまりないから、発見できてないだけだ
食わず嫌いしてないで場数を踏んでいけば絶対に刺さるキャラがいくらでも見つかるはずだぞ
個人的に最近いいキャラだなーと思ったのを挙げてみると、崩壊スターレイルのブートヒルっていうガンマンのキャラだな
この解説系YouTuberがめっちゃ楽しそうに紹介してる動画がちょうどいいかな、戦闘シーンのみだけど
https://www.youtube.com/watch?v=FDw4gUcz_VA
スタレは他にも男が惚れるタイプの男キャラが結構多いから大掛かりなSF特有の固有名詞ラッシュに抵抗がないならおすすめだ
べつにSFファンじゃなくても3つ目の惑星を攻略するあたりには世界観というか宇宙観はだいたい分かるようになってるから心配いらない
https://anond.hatelabo.jp/20250125235759
意外と安全運転ができないチンパンジー・ドライバーは多いのだな、と増田とブコメを読んで思った。
制限速度遵守は安全運転の超基本で、元増田の言ってることは基本的に正しいと俺は思う。てか、公道走れば分かると思うが、大抵の車は制限速度くらいで走ってると思うぞ。たまに追い越し車線をすごいスピードで駆け抜ける車があるけど、あれは普通ではない。坂道やアクセルの加減で多少速度がオーバーすることはあるが、それは仕方ない。
遅い車は確かに気になるが、追い抜けばいいだけで迷惑に感じないけどな。歩道を歩くのが遅い人がいるからっていちいちイラつく人っているの? そもそも心の持ちように問題がある。余裕がない状態で運転するな。イライラしてるチンパンジードライバー、お前だよ。
教習所で習ったろ? 睡眠不足や疲れた時に運転を控えるのは当然で、心身に余裕ない状況での運転はNG。イライラしてるお前が悪い。時間がないだって? 時間に余裕ない行動をしてるお前が全て悪い。
教習所で習ったことだが、スピード出して急いで車を追い越しても、到着時間なんて大して変わらんもんだよ。一般道だと赤信号に捕まって結局後続車に追いつかれてる。イラつく奴は「自分のペースで走りたい」だけで、気持ちに余裕がないのよ。
俺も制限速度を守る人間だが、通勤ラッシュ時は周囲の心もスピードも乱れているので、俺みたいな慎重な人間がいるとかえって危ない場面が増える。なので俺は週末のゆったりした時間しか乗らないようにしてる。
危険が予測可能な状況で運転を控える判断は正しい。けど、この気づきの核心は「心もスピードも乱れ」たドライバーが多いということ。そんな状態で運転するチンパンはただのアホで、運転に向いていない。スピードが乱れたチンパンは尚更だ。公道は危ない奴が多いのだ。その気づきが大切だ。カオス状態の公道が危険なのであって、よほど自信がなければ避けるのが正常な判断だ。「そんな状況で運転できるのが普通の運転者」なのではない。危険な場所で運転しないのが正しい判断と思う。
速度の差が危険なので周りに合わせないやつは危険だぞ。
速度の差を危険と感じるのは、車間距離が狭いから。そんな車間で走るから危険を感じるのよ。あなた、せっかちなチンパンね。教習所で車間距離はとれと学んだでしょ? 前方不注意で事故の責任取るのあなたチンパンよ?
車間距離が十分にあれば速度差が危険にはならないんだよね。これは運転してたら理解できる事実。せっかちに前方と距離を詰める車いるけど、追突したら、あんたにオカマ掘った責任あんのよ・・・(^^)
ていうか、周りに合わせろと言ってるけど、あなた自身が自分のペースで走りたいだけでしょう・・・。まさかただの自己中じゃないよな。チンパンは社会性があるとは言え、野生動物だから動物的な行動しかできないんだよな・・・ホント世話焼ける。
でも、慣れない山道を走る場合、どうしてもカーブや交差点で速度は落としてしまうから、スムーズに走る地元の方には迷惑がかかるのは分かる。そういう場合は道を譲ってあげればいい。
世の中色んな人がいるのは社会人なら当然分かることで、運転上手な人もいれば下手な人もいる。公道もそうで、いちいちイラついていたらキリがない。
ブコメも増田もそうで相手に分かるように諭してあげるか、嫌だと思ってもするっと無視すればいい。
ていうか、「周囲に合わせて制限速度を守らないほうが安全運転」と言う奴、それは「赤信号もみんなで渡れば怖くない」状況だ。
安全運転でも何でもなく、周囲が危なっかしい・せっかちなチンパン運転者ばかりなだけで、ある程度状況に合わせないと危険という意味では「危険回避」ではあるのだけど、あくまで危険回避のための例外的状況であって、安全運転とは別物だ。速度超過を安全運転と宣うのは止めてほしい。
同じく駅係員を何年もやっていて、別会社で非正規の駅員やってた時代から正社員駅務係をやっている今に至るまでに会社は違うが新宿、池袋、渋谷という大きい駅を経験したが、これは内容が駅係員が書いたものとは思えない。
撒き散らされる小便は清掃もやったことあるし、司令所から清掃依頼が飛ぶときに該当の客がいたら年代と性別も伝わるからわかるけど、おかしなおっさんに限らない。女性も若い男性もあったし、体調不良で倒れかけて失禁する人もいた。駅員ならこういうやり取りを聞いてるはずだからおっさん限定ではないのは知っているはず。
高齢者のクレームや世間話で絡まれるのも男性に限らない。改札窓口、窓口処理とか実際やってみればわかるけど本当に老若男女いろいろな人がクレームや世間話にも来るよ。
フリースーペースなど車内の喧嘩も女性がトラブルを起こすこともあるし、女性専用車でも起きることがある。暴力にならないと駅係員が介入しないは嘘で、暴力に発展しなくても報告があれば確認する。これも報告を受けた駅が司令所に連絡し、司令所が対応する先の駅を決めて電話をかけてくるので、暴力でなくても無視できない。だいたい混雑するとか見通しが効かないとかでホームに終日立会や警備員を出している駅が近くにあれば、そこに割り振られる。
マナー違反程度でも車内非常ボタンをすぐに押すことを推奨しているが、これは駅係員ならあり得ない。非正規やラッシュ多客のみ出る臨時バイトですら知っているが、非常ボタンを押されると非常に事が大きくなり遅延も大きくなり他のトラブルも起きやすくなるから「むやみに押さない」が鉄則。徹底してそう案内もする。会社や路線によっては非常ボタンが押された瞬間緊急停車して乗務員が現場に急行して確認し非常通報用装置のスイッチを復旧しないと運行続行できないところもある。通話型になっていない非常通報用装置も意外と首都圏の大手でも残っているので仕方ない。次の駅で対応する場合も確認し復旧しないと運行再開できない。復旧に助役以上など現業管理職権限の許可を仰ぐ会社もあるのでおおごとになりやすい。通話型でも都市型ワンマンで乗務員が応答しないと司令に直接つながる会社などもあり、おおごとになる。緊急時はそれでいいのだが、それ以外でやられると困るし、マナー違反で報告すればいいことを記事のように同じことをさせないため躊躇なく非常ボタン押すのが当たり前になれば最悪交通が麻痺する。都市部の大手の事情を知ってる人ならまずこの認識は絶対無い。事情を知らなかったお客様でもむやみに押せば押さないよう注意は受けることになるでしょう。
構内アナウンスは人が特定できなければほぼ名指しを現場判断で勝手にやることはできないし、だれがやっているのかわかれば声掛けや警備の応援依頼して注意する。実際駅業務を知らない人でも、新宿など都心の大きい駅でJRや地下鉄私鉄の構内アナウンス聞いてみればだいたいわかると思う。
ぶつかる人は改札や、ホーム立番をやるとわかるけど、実際女性が原因の場合もある。ぶつかりおじさんも、ぶつかり女性もいる。女性専用車ですらそういうトラブルが起こることもあるし。
これ本物の駅係員が書いてると思えないんですよね。実際本職やってる側からすると、会社によって違いはあるけど新宿とかの大きい駅に乗り入れるJR、私鉄、地下鉄の事情や対応方法を知ってる人ならあり得ない事を言ってるし違和感しかないですね。
元増田:https://anond.hatelabo.jp/20250119141453
元増田が言うように小田急線は複々線化が遅れ、ラッシュ時の酷い混雑率とノロノロ運転に悩まされていた。
線路脇には中途半端に地上げした空き地が点在し、沿線の民家には複々線化反対の幟や横断幕。通常新宿~町田間は急行で35分だったがラッシュ時は50分。こういう状態が20年くらい続いていた。
ところが1990年代中頃になると一気に地上げは進み方々で工事開始、2000年代になると完成区間から供用されていったのである。
何が起こったのか?反対運動側が折れたのか?
それは首記の「特定都市鉄道整備積立金制度」のせいである。ぶっちゃけて言うと鉄道会社が複々線化事業の原資を貯めるために運賃の値上げをしてよいという制度だ。
この制度の根拠法の「特定都市鉄道整備促進特措法」は1986年施行なのだが活用が進んだのはバブル崩壊後の1990年代前半からであった。
そもそも知っておくべきなのは鉄道運賃が国(運輸/国交大臣)の許可制で、勝手に値上げ出来ないという事である。
バブル崩壊後にデフレが進行するという異常事態に陥ったが、通常の国民経済ではインフレ傾向が定常状態だ。すると鉄道会社やバス会社は運賃を値上げしたい。だが公共交通はインフラであるので値上げは沿線住民が困る。また逆に平行路線との過競争で運賃を値下げして競争会社を潰してしまうとその会社が運行する別路線の交通インフラが無くなってしまう。
なので運賃は国の許可が無いと変更する事が出来ない。運輸/国交大臣は会社の財務状況などを勘案して値上げの許可を出すのである。
という事は、鉄道会社は鉄道事業で金を貯め込んだり株主に高配当するという事が難しいのだ。
同制度は運賃値上げの理由として複々線化事業の積立を認めるものである。
余剰収益を積み立てたらそこに法人税が掛かるものであるが、同制度により積み立て分への課税は回避される。
ずっとゼロ金利状態なのでピンと来にくいが、バブル以前は金利は高かった。しかもバブル時はインフレ加熱を懼れて公定歩合を一気に引き上げた。事業をやっている人は常に公定歩合の上げ下げに気を留めていたのである。(現在は基準貸付利率というが慣習的に公定歩合と言う人も多い)
ゼロ金利であっても、鉄道などの土木インフラ事業では償還期間が長いので利子の負担も重くなる。
本制度が動き出すまで私鉄はどこも複々線化事業が全然進展していなかった。例えば地下鉄有楽町線は新桜台止まりの支線がずっとそのままだった。これは乗り入れ先の西武池袋線練馬駅の工事が手付かずのままだったからだが、同制度が動き出してから後には瞬く間に工事が開始されて一駅だけの無意味な支線は解消された。
一方、JRでは既に複々線工事は昭和の中期に完了していた。これは国の金で工事が出来たからだ。具体的には工事自体は鉄建公団が負担して行い、完成後に国鉄に負債を転嫁するというスキームになっていた。
また、国鉄には地上げ専従の職員と部署があった。新線、線路改良が定常的に行われていたという事である。
例えばJR化後直ぐに東北新幹線の上野~東京間が開通したが、この区間は国鉄が既に地上げをしてあったのでやったのは工事だけだった。
上野東京ライン開通時に「神田付近の地上げが難しくて新幹線の上を通す構造にした」という話を聞いたことがあるかも知れないが、これは国鉄時代の事なのである。新幹線線路上の三階建てにする高架構造も既にその時に決まっていたという事だ。
こうして同制度によって90年代には各社線で値上げと工事が一気に開始され、2000年代には完成して供用されるようになった。
増田は90年代小田急利用者だったが、この為に運賃が値上げ、しかも通学運賃は2倍になった。
更に工事の為に急行退避駅の待避線が幾つか使えなくなった。成城学園前が退避不能になった場合は、経堂から向ケ丘遊園まで各停の追い越しが出来ない。故に急行は各停にすぐに追いついて各駅手前停車列車と化した。大変なストレスである。しかも運賃2倍なのだ。そして複々線化完了する時には卒業していて利益還元ゼロ。理不尽な仕打ちであろう…。
多数の私鉄線が同制度を利用して複々線化を行ったが、一つ事業キャンセルになった所がある。それは西武新宿線で、積み立てをしていたがバブル崩壊後の経済低迷で利用者増の見通しが下方修正となった。それで複々線化の必要なしとの判断になり、積立金は取り崩して運賃に還元、つまり運賃値下げして利用者に還元された。
故に西武新宿線の混雑程度が同制度による混雑緩和限度、つまり利用者受忍限度と見做す事が出来る。
特定都市鉄道整備(特々)には複々線化だけじゃなくて連続立交化もある事に注意が必要だ。
複々線化は原資が運賃積立金、連続立交化は補助金が原資となる(それぞれ事業金の100%ではない。持ち出しや借入、社債発行もある)。
この二つは別事業なのだが、同時に行われる場合もある。小田急の場合が将にそれで、高架化やトンネル化が複々線で行われた。この為に原資としては運賃積立金と補助金両方が入っている。
元増田は「騒音問題が」と何度も書いているが、これは高架化の事だ。同時に行われたから不可分に見えるが、制度と原資の面で違うのだ。
元増田が勘違いしてるであろうのは反対運動の主張のコアだ。当時、沿線のベランダにたなびいていた幟や横断幕の文言は専らが「複々線化は地下式で」だ。つまりは複々線化は前提にして地下式を求め高架式を拒否している。
地下化なら騒音はないし日照問題も無い。工法によってはもしかしたら沿線の住宅が立退きしなくても良くなるかもしれない。そういう見立てだ。
だが地下化は金が掛かるからちょっと困難である。但し東急池上線という都内のローカル線が地下化された事はあるのでそういうのを参考にしたのかもしれない。
元増田は自分で騒音問題忌避の住民エゴを批判する事を書きながらそれを「複々線化反対」と断じていて筋違いである。
線路や道路の計画段階では住民に説明が行われ時に紛糾したりするが、その後の進捗というのは一直線ではない。計画→説明会→地上げ→工事と滞りなく進むものばかりではないのだ。計画のまま何十年も塩漬けになったり資金不足で地上げがチンタラ進まない場合もある。小田急複々線化は将にこれに該たる。
だから反対運動の方も計画段階で反対している時と、事業側がやる気になって金突っ込んで工事内容を策定するような「詰めてきた」状態での反対では温度差がまるで違う。
また反対の内容も計画自体に反対から補償金や公共施設の築造を求める、曳家で引っ込めたいから工事業者や銀行紹介してくれなどに変わったりする。その上で強行的に反対する場合もある。
でもネットフィルター通すとこういう各段階での温度差は見えなくなって、一律反対派住民となってしまう。土地とか持ってない人間が集まって集合意識を形成してしまうのだ。元増田もその気配がある。
自衛隊の東富士演習場に食い込むように未収用の土地があるのをご存じだろうか?ここではやはり収用反対運動が展開された。
その未収用の土地の一角を所有する人の下で働いたことがある。所有と言っても親戚兄弟姉妹で共有になってる山林だが、この人の家には収用の役人が一度も来た事が無いそうである。だから一見揉めてそうで全然揉めてもいないし交渉自体行われた事が無い。
だがネットではその辺の事が判らずに「反自衛隊的な人間がごねている」と書かれているのを見た事がある。そういう事を書く人は自分が住む家が何十年も前から再開発地域になっていて説明会がたまに開かれていても判らないであろう。
鉄道会社は運賃許可制により過剰な儲けが出せない仕組みになっており、また普通の経営的にも蓄財には課税され借入は経営上のリスクになるので莫大なコストが掛かる複々線化はまるで進捗しなかった。
そこで特定都市鉄道整備積立金制度がスタートして運賃値上げによる非課税積立が許されるようになり各社一気に工事が進捗しほぼ完成した。
同じ特々事業の高架化(連続立交化)と同時に行われて混同しやすいが制度と原資の調達面で違うもの。
反対運動と言っても地上げの各段階で温度差があり要求も変化する。
先週のどこかの平日で起きた話だ。
朝の通勤ラッシュ時、新宿での乗り換えで事件は起きた。死ぬほど混雑する時間だから、もしかしたら目撃した人もいるかもしれない。
乗り換えのために歩いている道の中で、お互いが少し肩を避け合わないとぶつかりそうになる道があった。
当然僕も向こうから人が来るたびにすっと肩を引いて避けていたのだが、対向する人の中に1人、肩を引かず、むしろ肩に力を込めてぶつかりに来る40~50代くらいの女性が紛れていた。
すれ違う直前のことだったし、普通に相手も避けるものだと思っていた僕は相手の肩を避けきれず、少しぶつかってしまった。
まあ朝の新宿なんていろんな人がいるもんな、と思ったりしたその瞬間。
「なんでぶつかってきたんですか??」と後ろから急に声をかけられた。あまりに意外な出来事で声も出なかった。そもそもぶつかってくる時点で完全にヤバい人だったので、無視しながら少し歩調を早めた。
すると、僕の鞄の持ち手の部分を掴んでその場に引き留めようとしてきた。「これは完全に捕まったらヤバいやつだ」と思い、そこからは即座にその人の腕を振り払って、走って逃げた。
異常者に直接絡まれるなんてたぶん小学生の頃の不審なおじちゃん以来のことで、もうとにかく全力で逃げた。乗り換えの電車に乗った後も、変な汗が止まらなかった。
今年の冬は例年に比べてそこまで冷え込まない、などと天気予報で言われていたのに、私が受験の日を迎えた今日に限っては朝からひどく寒かった。眠い目をこすりながら携帯のアラームを止め、暗い部屋で小さく伸びをしてから私は布団を抜け出した。大学入学共通テスト当日。数か月にわたる受験勉強の成果を発揮するときが、とうとうやってきたのだ。予備校や塾の先生たちからは「とにかく落ち着いて、いつも通りの実力を出せば大丈夫だ」とアドバイスをもらっていたし、家族からも「元気に行ってらっしゃい」と明るい声をかけられた。そのおかげで多少の緊張はあったものの、試験当日は意外と精神的にも落ち着いている……はずだった。
しかし、まさか受験会場へ向かう途中であんな最悪な体験をすることになるとは、誰が想像できただろう。結論から言うと、私は電車の中で痴漢に遭った。受験日だというのに、早朝からそれはもう心が乱される出来事だった。ここ数年、痴漢撲滅の取り組みがニュースやSNSでも盛んに取り上げられているし、警察の協力で防犯カメラが増設されたり、女性専用車両が設定される路線も増えてきた。しかし悲しいかな、それでも痴漢は後を絶たない。ましてや、まさか自分の大切な受験の日にそういう被害に遭うなんて、想像だにしていなかった。
朝は何かとバタバタするので、私はあらかじめ早めの時間に家を出るよう計画していた。朝食を食べる余裕もちゃんと持てるよう、家族との時間も少し取れるよう、そして何より交通機関の遅延などに巻き込まれても大丈夫なように、家を出るのはかなり余裕をみていた。7時台後半の電車に乗れば、試験会場には8時半頃には着く計算。9時前には試験会場に入り、席について一息つくことができるはずだと思っていた。
ところが、ちょうど私が利用する路線のタイミングが悪く、思ったより乗客が多かった。いつもなら朝早いときはある程度空いているのに、今日は大学入学共通テストに向かう受験生や、大学生でもないのに何かの資格試験を受けに行く人たち、それから普通の出勤のサラリーマンなどが相まって、車内はかなりぎゅうぎゅう詰め。私は仕方なくドア付近へと立った。できれば座りたかったが、この混雑ぶりでは無理だろう。長時間立つのも慣れてはいるとはいえ、試験前にこれ以上体力を消耗したくないと考えていたから少し悔しかった。
程なくして電車が動き始めると、私は試験内容をもう一度頭の中で整理しようと、ポケットから小さなノートを取り出してざっと目を通していた。英単語や国語の古文単語、数学の公式など、とにかく最後の瞬間まで知識を定着させたいという気持ちが強かった。でも満員電車の中ではページをめくるのさえ一苦労で、あまり集中できない。それでも「もう少ししたら車内が空く駅があるはず」と思いながら、私はなんとか体を小さく丸めてノートを握りしめていた。
そんな状態で数駅ほど過ぎたあたりから、なにやら背後に違和感を覚えた。最初はただ、人の鞄が当たっているのか、単に立ち位置が狭くて誰かの腕がぶつかるのか、程度にしか思わなかった。しかし次の駅に着く直前あたりから、その“違和感”が明らかにおかしくなってきた。鞄や腕というよりは、手のひらのような、あるいは指のようなものが腰からお尻にかけて触れている。しかも微妙に動いているような感じがした。それでも「思い過ごしだろう」と自分に言い聞かせようとしたが、体はどんどんイヤな汗をかいていく。一気に心拍数が上がり、息がしづらいほど苦しくなってきた。
私は何とか勇気を出して体を少しねじり、後ろを振り返った。すると、すぐ後ろに背の高い男性が一人、まるでさも当然のように隙間なく私に密着していた。彼の顔はマスクに隠れていたし、目元以外はよく見えなかったが、視線が私の方を向いた瞬間、さっとそらされた。「やっぱりこの人がおかしいのかもしれない」と思った。その男性の手がどこにあるのかまでは視界に入らなかったが、なんとなく腰のあたりにあるように感じた。
痴漢だと確信してしまうと、全身が強張って、どうしていいかわからなくなった。声を出そうにも、朝のラッシュでギュウギュウ詰めの車内、誰もが無言でスマホや車窓を見つめるか、眠そうにうつむいている。私が声を上げたらどうなるのだろう。注目されるのは絶対に嫌だ。でも、このまま触られ続けるのも怖い。受験の日なのに、どうしてこんな目に遭わなければならないのか。嫌悪感と怒りと恐怖がごちゃ混ぜになって、涙が出そうだった。
実際、痴漢に遭ったときには「大声で周囲に助けを求める」ことが推奨されている、と何度も聞いたことがある。しかしいざ自分がその立場に立つと、なかなか声が出ない。本当に悲しいほど声が出ないのだ。心臓がバクバクして、舌がうまく動かず、思考もまるで絡まっているかのようだった。私は動揺のあまり、ノートを鞄にしまうことすらままならない。
次の駅で一気に降りてしまおうと考えたが、その駅は私が降りるはずの駅よりもずっと手前。降りたあと、また次の電車に乗り直しても同じように混んでいるかもしれない。そのときは試験開始に間に合わなくなるリスクもある。日ごろから「何かトラブルがあっても対応できるように」と余裕を見て家を出たはずだったが、そうはいっても受験日はまさに一世一代の大勝負の場。簡単には降りられないという気持ちと、痴漢に触られる恐怖が頭の中をぐるぐる駆け巡り、全く冷静ではいられなかった。
それでも耐えられなくなった私は、ようやく声を出そうと唇を震わせた。でも、結局声にはならないほど小さな音しか出せない。周囲の乗客に気づいてもらえるはずもなかった。そんなとき、電車が次の駅に着いた。ドアが開くやいなや、何人かの乗客が降りていく。一瞬だけ空間ができた。その隙をついて、私も「すみません、降ります」とだけ言い、小走りでドアの外へ出た。幸いなことに、降りる客の流れに合わせることができたのが不幸中の幸いだった。
痴漢らしき男がついて来るかどうかを怖々振り返ると、ドアの近くでこちらを見ているようだったが、私がしばらく見つめ返していると、男は車内の奥の方へと移動していった。私の目が合ったことでやばいと思ったのかもしれない。とにかくその瞬間、安堵と悔しさが同時に押し寄せてきて、吐きそうになった。ホームの椅子に座り、震える手でスマートフォンを取り出し、時間を確認した。まだ試験会場に行く余裕はある。ここで諦めるわけにはいかない。でも、さっきの出来事のショックで頭は真っ白。なんとか深呼吸をして、落ち着こうと心を落ち着かせるしかなかった。
痴漢に遭ったとき、本来ならホームの駅員さんに報告するのがベストなのかもしれないし、その場で捕まえるのが正しい対応かもしれない。でも、そのときの私はとてもそこまでの行動力が出なかった。試験開始時間に遅れられないという焦りと、ただただ恐怖で頭がいっぱいだったからだ。結局、私は一旦ホームで心を落ち着かせたのち、次に来た電車に乗り換えて試験会場へ向かった。今度の電車は少し時間がずれただけで乗客がそこまで多くなく、比較的落ち着いて立つことができた。ただ、先ほどの嫌な感触がずっと身体にこびりついているようで、心はまるで休まらなかった。
会場に着いたのは8時半少し前だった。予定していたよりはほんの少し遅れたけれど、それでも試験前には着席できる時間帯だった。しかし、私は朝の出来事を頭から追い出すことができず、試験開始のアナウンスがかかってもどうにも落ち着かない。ひどく憂鬱で、いつもなら試験直前にやっていた小さなルーティン、深呼吸をして心を整えたり、チョコレートを一口食べたりするなどの気持ちの準備がうまくできなかった。隣の席の受験生たちは、教科書やノートの最終確認をしていたり、友達同士で問題の傾向を話し合っていたりして、どこか落ち着いた雰囲気も感じられる。私も本来ならそうでありたかったのに、頭の中は朝の電車での痴漢の記憶だけが渦巻き、どうしようもなかった。
試験が始まってからも、その気持ちは引きずられた。最初の科目の問題用紙を見ても、集中が途切れがちで、問題文が頭に入ってこない。時間だけが刻々と過ぎていく焦りと、再び湧き上がってくるあのときの嫌悪感。あの男の視線や、背中に感じた体温や、腰に触れた手の感触がフラッシュバックしてきて、まるで映像が脳裏に焼き付いて離れない。情けないことに涙が出そうになったが、試験監督や周りの受験生に迷惑をかけたくないという一心で必死にこらえた。そのせいか集中力も途切れ、解答欄を埋めるペン先が震えているのが分かるほどだった。
昼休憩になり、教室から出ると何人かの友人の姿が見えた。同じ高校出身の友達もこの会場で受けることになっており、彼女らはやはり緊張した様子ではあったが、声を掛け合って励まし合っている。「どう? 解けた?」とか「難しくなかった?」とか、そういった会話をしているのを横目に私は正直、どうやって笑顔を作ればいいのか分からなかった。いつもなら一緒に対策を話し合い、互いに「大丈夫、大丈夫!」と元気づけ合う仲間たちなのに、彼女たちを見ると自分だけが置いていかれているような虚しさを感じてしまった。痴漢の話をここで打ち明ければ、きっと心配してくれるだろう。でも余計なストレスを与えたくないし、何より自分の中でもこの朝の出来事をうまく処理できていない。言葉にするのが怖いような気持ちだった。
午後の科目も、やはり集中は思うように続かなかった。特に暗記ものや読解ものでは、注意力の欠如が大きく響く。いくら机にかじりついていても、思考がふっとどこかへ飛んでしまう。こんな大事な日にトラウマ級の出来事に遭ってしまったという悔しさと、痴漢に対して何もできなかった自分の情けなさが頭をもたげる度に、心臓が苦しくなる。なるべく今はテストに集中しなければと分かってはいても、一度崩れたメンタルはそう簡単には元に戻らない。心の傷は思ったより深いのだと痛感させられた。
それでも、最後の科目をなんとか解き終えて会場を出るときには、身体がどっと疲れているのを感じた。外に出ると少し冷たい風が吹き、顔に当たって痛いくらいだが、むしろそれが心地よいくらいに感じた。内側にこもった澱んだ気持ちや熱が少しだけ冷まされるような気がした。帰り道、歩きながらようやく「今後どうすればいいか」「あの男を捕まえることはできなかったか」ということを考え始めた。遅すぎるかもしれないが、今からでも駅員さんや警察に相談しておくべきだったかもしれない。次に同じ被害を受ける人が出るかもしれない。自分のためにも他の誰かのためにも、痴漢行為を見過ごすのは本当はよくないと、理性では分かっているのだ。
でも、正直なところまだ怖い。痴漢されたその瞬間の恐怖と嫌悪感は何にも代えがたいほど強く、思い返すだけで身体がこわばる。今はテストを終えた解放感よりも、その出来事への怒りや悲しみの方が遥かに大きい。家に帰ったら、とりあえず家族に今日あったことを話そうと思った。あのとき何があって、どれほど怖かったのか、しっかり伝えることからはじめたい。恥ずかしい気持ちや自分を責める気持ちもあるが、誰かに話さないと私はこのままずっと抱え込んでしまうだろう。そうなると、二次試験やこれからの勉強にも影響が出る。だからこそ、勇気を出して家族に打ち明けることから始めたいと思う。
それから、駅や警察への連絡に踏み切るのは家族や友達に相談して、気持ちが落ち着いてからでも遅くはないはずだ。証拠になるようなものは残っていないし、混雑した車内で犯人をはっきり特定するのは難しいかもしれない。でも「痴漢被害に遭った」という事実を口に出すこと自体は、私にとっては大切な一歩だと思う。痴漢被害を黙っていては、加害者たちは堂々と再犯してしまうかもしれない。悲しいことだが、周囲に知ってもらうことで少しでも被害を未然に防ぐ手段を増やすことにもつながる。私自身も、今は頭が混乱していて何をどうすればいいか分からないが、とにかくまずは心を落ち着かせ、助けてくれる人にきちんと伝えたい。
あれほど頑張ってきた勉強の成果を、こんな形で台無しにされそうになるなんて、本当に最悪だとしか言いようがない。まさか大学入学共通テストの当日に痴漢に遭うなんて、今でも信じられない気持ちだ。もし周りで私のように痴漢被害に遭った受験生がいたらと思うと、胸が締め付けられる。どれだけメンタルやパフォーマンスに悪影響を及ぼすか、考えるだけでもぞっとする。みんな、ただでさえ緊張する大一番の日だというのに、こんな形で心を乱されるのはあまりにも悔しく、悲しいことだ。
今回の一件をきっかけに、私は痴漢という行為の重さを改めて痛感したし、被害に遭った人がどれほど心に傷を負うのかを身をもって理解した。痴漢行為を「軽い犯罪」と軽視する風潮が一部にはあるけれど、被害者にとってはどんなに短い時間でも耐え難い恐怖を味わう。今後は私自身が同じ被害に遭わないように工夫することはもちろん、周りの人と助け合い、防犯意識や知識を深めていきたいと思う。自分の身を守るだけでなく、遭遇したときには周囲に呼びかけられるくらいの勇気も持ちたい。実際にはなかなか難しいものだとは痛感したが、だからこそ普段から心構えをしておきたいと思う。
そういえば、大学入学共通テストは今日が終わりではなく、次の日もある。気持ちを切り替えるのは簡単ではないけれど、私の受験はまだ続く。まずは家に帰ってから両親に事情を話し、必要と感じたら交番や駅員に相談してみる。そのうえで、十分な休息を取ってから心のケアをしっかりと行い、二日目や二次試験に備えるしかない。こうして文章にしている今も、まだ胸の奥底でモヤモヤした怒りや不安が残っているが、時間をかけてでも絶対に乗り越えたいと思う。
私と同じように被害に遭った人には、少しでもこうした体験を共有することで「一人じゃない」と感じてもらえたらと願う。そしてもし、周囲に痴漢を受けたかもしれないという人がいたら、ぜひ「話しづらいだろうけれど、私でよければ聞くよ」という姿勢を見せてほしい。被害を受けた側は悪くないし、非難されるようなことでもない。相手の傷を理解しようとするだけでも、その人の心はずいぶん救われると思う。今回、私が受験日という一番大事な日に痴漢に遭ってしまったことは最悪だったが、これをきっかけに女性だけでなく、男性も含めて痴漢問題を真摯に考えていく社会になってほしいと強く願う。
いまはとにかく、家に戻って少し休みたい。そして信頼できる人に話を聞いてもらう。その後は引き続き試験勉強を続ける。そうやって、一歩一歩前進していくしかないのだと思う。私の大学入学共通テスト初日は、本当に最悪な出来事で幕を開けてしまった。でも、ここで負けたくない。絶対に志望校に合格して、「あの痴漢に負けなかった」と胸を張って言えるようにしたい。それが今、私が一番に抱いている気持ちだ。どんなにつらいことがあっても、私は自分の未来を諦めたくない。そんな決意を胸に、私はこの苦い思い出を糧に変えていこうと思う。少なくとも、あの電車の中で怯えたままの私とは決別したい。この悔しさをバネにして、明日のテストと、そしてその先の人生に向かって前に進んでいくつもりだ。
メインのドコモSIMはいつもAndroid(現在はXperia1IV)に刺していたのだが
待ち受け通話専用でデータは段階制にしていてそのスマホは必要以上に触らないことがおおい(データ通信が増えると料金が上がるので)個人的に使用頻度の低いiPhoneに刺した方が良いかもとおもったのでそうしてみた。
前回のPixelからXperia1IVに移行したときのような失敗(朝、出勤時に改札を通れなくて焦った)があるといけないので今日で一通りチェックしよう。
それと、メイン端末のXperia1IVは良い端末なのだが、OSアップデートがもう降りてこない(国内AU版)のでSIMフリーのPixel9をメインにしようとしてデータ移行開始